新型インフル余波…Ｕ―１７予選中止　ＣＬ決勝は延期

　サッカーの北中米カリブ海連盟（ＣＯＮＣＡＣＡＦ）は２７日、メキシコで開催中のＵ―１７（１７歳以下）ワールドカップ（Ｗ杯）同地区予選を新型インフルエンザの影響で中止すると発表した。

　予選は２９日に同国のティフアナで準決勝が行われる予定だった。メキシコ政府が学校の休校措置を全国に拡大したのを受けて中止を決めた。ＣＯＮＣＡＣＡＦは「選手や役員、ファンの健康を守るため」と説明した。
　準決勝にはコスタリカ、ホンジュラス、メキシコ、米国が進出していた。この４カ国は秋にナイジェリアで行われるＵ―１７Ｗ杯に出場する。
　２９日にメキシコのカンクンで実施するはずだった北中米カリブ海チャンピオンズリーグ決勝クルスアスル（メキシコ）―アトランテ（メキシコ）第２戦も５月１２日まで延期すると決定した。（ＡＰ＝共同）