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岡田監督 大久保に「もう退場にならないで」

[ 2008年10月7日 21:35 ]

 サッカー日本代表の大久保(神戸)が4カ月ぶりの試合出場を目指している。ラフプレーでW杯予選の3試合を棒に振っただけに「チームに貢献できれば」と充電は十分。合宿初日から精力的にピッチを走り回り、汗を流した。

 6月7日のW杯アジア3次予選のオマーン戦。酷暑の敵地で相手GKをけって退場となり、国際サッカー連盟(FIFA)から3試合の出場停止処分を科された。「自分が一番悪い」。後悔の念でいっぱいだった。
 日本代表は5試合連続でFWの得点がない。最後にゴールを決めたのが、6月2日のオマーン戦での大久保だ。岡田監督は「技術ならうまい選手はたくさんいるが、点を取ることに関しては日本人の中で非凡だし、才能を持っている」とFWで最も信頼を置いている。
 UAE戦では攻撃的MFで出場する可能性もある。大久保は「神戸でもやっているし問題ない」。言葉通り、合宿では守備ラインの裏への飛び出しの速さが光る。
 「できたら、もう退場にならないでほしい」と指揮官。激高しやすい性格が災いし、これまでもピッチ上でトラブルは絶えなかった。大久保は「もうしません」と笑顔で誓った。

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2008年10月7日のニュース