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森本→香川弾!次世代ホットライン誕生

[ 2008年7月25日 06:00 ]

<日本・オーストラリア>前半41分、森本(左から2人目)はヒールパスで香川(右)の同点ゴールをアシスト

 【U―23日本代表2―1U―23オーストラリア代表】新ホットラインが誕生した瞬間だった。1点を追う前半41分、内田のパスを李が股間でスルー。このボールを森本が巧みに右かかとを使ってゴール正面にラストパス。そこへ走り込んだ香川が、1トラップから素早く右足を振り抜き、五輪代表初ゴールを左隅に突き刺した。「いいボールを出してくれたんであとは決めるだけでした。北京に向けて結果を出せて良かった」。19歳のMFは満足そうに得点シーンを振り返った。

 反町ジャパンでのプレーは、この日が7試合目だった森本に対し、香川は2試合目。しかも2人が一緒にプレーするのは初めてだった。だが、2日間の合宿では逐一、意見交換する2人の姿が幾度となく見られた。香川が「同世代というのもあるんで」と話したように、20歳の森本とは短時間で意気投合。森本も「あまり時間がないので1試合を大切にして(香川との)連係を熟成させたい」と香川を“相棒”と位置づけていた。

 「しっかり準備して初戦のアメリカ戦に勝てるように、次のアルゼンチン戦(29日)もしっかりやりたい」と香川。森本&香川の新ホットラインが、北京五輪での反町ジャパンのカギを握る。

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2008年7月25日のニュース