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川口ダウン…日本 集団下痢に見舞われた

[ 2008年6月7日 06:00 ]

 オマーン戦を目前にして、日本代表が集団下痢に見舞われていることが分かった。6日、GK川口が下痢による腹痛でダウンし、練習を欠席。岡田監督は「細菌性のものではない」と説明したが、MF香川が「僕も下痢です。みんな下痢ですよ」と証言したのをはじめ、井川も「僕も下痢です」と明かした。ほとんどの選手が下痢の症状を訴えているという。

 チーム関係者は「冷たい水を飲んだことや、水の取り方が原因ではないかと思う」と分析する。岡田監督はオマーン入り前から、酷暑の中で水を過剰に摂取し、下痢などの体調不良を起こすことを心配し、遠征出発前から水をこまめに取るよう指示していた。だが、恐れていた事態が発生してしまった。
 練習で大量に汗をかくため「こまめに飲もうとしているが、結果的に(ペットボトル)1本を飲んでしまった」と話す選手もいる。04年のアテネ五輪最終予選のUAEラウンドでもウイルス性腸炎による集団下痢が起こり、ダウンする選手が続出した。試合直前の悪夢の再現。代表が新たなアウェーの洗礼の中で戦うことになった。

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2008年6月7日のニュース