松井大輔　笑顔で意気込みを語る

フランス１部リーグのサンテティエンヌ移籍が決まり、入団記者会見で背番号を披露する松井大輔

　サンテティエンヌの緑色のユニホームに袖を通した松井は、笑顔で意気込みを語った。

　―移籍の理由は。
　「フランスに４シーズンいたんで、そろそろ違うチームでやりたいと思っていた。いろんなチームから接触があり悩んだ。サンテティエンヌのようなでっかいクラブにいけて、満員のスタジアムで（プレー）できる喜びがあると思って決めた」
　―来季の欧州連盟（ＵＥＦＡ）カップに出場できる。
　「欧州の舞台にも魅力を感じた。イングランドやスペインのチームとやってみたい。いろんな欧州の選手と戦え、自分の経験値が上がる」
　―どのようなプレーをしたいか。
　「チーム力をみれば、ドリブルで切れ込んでいける。フランスで体が小さくてもやれることはわかった。徐々にサポーターに認められたい」
　―岡田監督になって日本代表初招集だが。
　「岡田監督は守備を重視したプレッシングというイメージしかない。リスクを冒さないと得点は奪えないので、そういう点で自分の特徴を出せれば結果はついてくると思う」
　―ワールドカップ予選突破に必要なことは。
　「みんな難しいのはわかっている。勝負強さ、最後に勝ちたい気持ちを前面に出せれば。あとは体調管理をしっかりすること」