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「大阪の恥」鬼武チェアマンが苦言

[ 2008年5月20日 06:00 ]

 17日の浦和―G大阪戦(埼玉)の試合後に双方のサポーターが“暴動”を起こした問題で、G大阪の桑原常務、浦和の新田常務が19日、状況報告と謝罪のためJリーグを訪れた。対応した鬼武チェアマンは「それぞれ日本を代表するクラブだが、世界に届くクラブになっていない。品格がない」としっ責。さらに、騒動の発端となる行動を取ったG大阪サポーターが汚い言葉を発していたことについても触れ「大阪の恥」と苦言を呈した。

 クラブに対する処分は、主催者である浦和側から提出される報告書を吟味してから判断する。過去に刑事事件にまで発展したサポーターの騒動に対しては1000万円の制裁金を科しているが、今回は逮捕者は出ていない。それでも“東西の雄”が引き起こした問題だけに、鬼武チェアマンは「(刑事事件の場合は1000万円の罰金という)前例はあるが、あまりベースにしないで考えたい」と厳罰の可能性も示唆した。

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2008年5月20日のニュース