【競輪 卒業記念レース】女子は川上いちごがV 小学校教員から転身、教え子たちの応援で頑張れる

[ 2026年3月17日 20:42 ]

卒業記念レースを優勝した沢田桂太郎(左)と川上いちごの肩を抱く神山雄一郎所長
Photo By スポニチ

 日本競輪選手養成所の第129回生70人(1人不参加)と第130回生20人の卒業記念レース2日目が17日、伊東温泉競輪場で行われた。“神山チルドレン1期生”となる今回生の男子は在所1位の沢田桂太郎(28=大分)、女子は在所2位の川上いちご(26=千葉)が優勝した。卒業式は19日に行われ、選手登録後に5月から行われるルーキーシリーズでプロデビューする。

 一年の成果を川上いちごが旬の時期に収穫した。最終Hで在所1位の小原乃亜が落車する波乱。何とかアクシデントを避けて2コーナー6番手から踏み上げるとグングン加速。最後は同県の山田南を競り落として1番にゴールを駆け抜けた。

 川上は「落車事故があったので素直には喜べない。優勝というよりもショックが大きい。ただ、自分の力を全て出せたのは良かった」。同期を思い笑顔はなかった。

 小学校の教員だったが陸上競技時代に培い、鍛え続けた脚を生かせると思い自転車の道へ。「先生も素晴らしい職業だが今しかないと思った。当時の周りの教員も応援してくれているし子供たちも応援してくれている。自分が有名になって私の背中を追ってほしいし自分も頑張らないといけない」。かつての教え子たちの応援が頑張る原動力になっている。

 デビュー後は卒記クイーンの肩書がついて回る。「そこは意識せずに謙虚に、たくさん練習してルーキーシリーズから積極的にレースをしていけたら。これから、ここからがスタート地点と思って上を目指していきたい」。選手としての旬はまだまだ先に違いない。

 ◇川上 いちご(かわかみ・いちご)1999年(平11)4月6日生まれ、千葉県出身の26歳。千葉大卒。大学卒業後は小学校の教員を3年務めたが、ガールズケイリンの広告を見て「この脚を生かせるかもしれない」と一念発起。師匠は浦部郁里(千葉=102期)。1メートル59、63キロ。血液型A。

続きを表示

この記事のフォト

「2026 ヴィクトリアM」特集記事

「新潟大賞典」特集記事

ギャンブルの2026年3月17日のニュース