【三国ボート G1北陸艇王決戦】大上卓人 「自分を信じて」節イチの足で逃げ切りG1初V

[ 2025年8月5日 18:14 ]

メダル入り盾を手に笑顔の大上卓人
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 ついに待望の瞬間を迎えた。ボートレース三国のG1「北陸艇王決戦」は5日の12Rで優勝戦。1番人気の大上卓人(34=広島)が、インからコンマ05のトップタイスタートを放ち、速攻逃げで優勝した。10回目のG1優勝戦進出にして初優勝。これで蒲郡SGクラシック(来年3月24~29日)の出場権利を獲得し、賞金ランクも24位近辺まで浮上した。2着には中田竜太、3着にはピット離れで遅れてスロー6コースになった佐藤隆太郎が入った。

 この瞬間を待っていた。大上は10回目のG1優出にして初の1号艇。見事に人気に応えた。G2はすでに勝っている。やはりG1となると格別の味だろう。

 「ホッとしています。一日中ずっと緊張していました。進入はオールスローになったけど、考える余裕もなかったです。スタートとターンに集中しました。エンジンのおかげですね」

 改めて最高の相棒を絶賛した。トップエンジンと言われていた43号機を背に初日から自信満々。日を追うごとに自信は確信になり、その確信が節イチ宣言を呼び出した。最後は堂々のトップタイスタート。後続を突き放しての大団円だ。

 「強気にペラを叩いたらいい足をしていたんで、自信を持って行きました」

 それにしても10回目の優出とは長かった。同期の島村隆幸、丸野一樹、永井彪也はすでにG1覇者。焦りもあっただろう。

 「30歳過ぎぐらいからプレッシャーでした。でも、師匠の西野翔太さんにグレードレースで力が入り過ぎているって言われたんです。それで自分を信じようっていう気持ちになって三国に来ることができました」

 これで同期と同じ土俵に足を踏み入れた。さあ、次はSGの舞台が大上を待っている。今年のSG出場権利はない。ただ、賞金上積みでチャレンジカップ(11月25~30日、福岡)出場には手が届きそうだ。「SGで結果を出せるように」とキッパリ。モヤモヤは吹っ切れ、殻は破った。まだまだ、これからの男。SG制覇は同期で最先着を果たすつもりだ。

 ◇大上 卓人(おおうえ・たくと)1990年(平2)9月3日生まれの34歳。広島県出身。2011年11月22日に広島支部の109期生としてデビューする。12年1月10日、宮島で初1着。16年3月27日に宮島で初V。以降、20年10月19日のG2秩父宮妃記念杯を含めて、今回が26回目のVで初のG1制覇。1メートル68。血液型AB。

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