【津ボート G1ツッキー王座決定戦】菅章哉 苦しい時期を乗り越え待望のG1初制覇

[ 2025年4月9日 19:07 ]

インから押し切って待望のG1ウイナとなった菅章哉
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 ボートレースの津開設73周年記念「G1ツッキー王座決定戦」優勝戦が9日、最終日の第12Rで争われ、1号艇の菅章哉(36=徳島)がインから力強く押し切り勝ち。待望のG1タイトル初奪取を決めた。2月26日の鳴門一般戦以来、今年は3度目の優勝。2着に5コースから捲り差した柳生泰二。チルト2度にして大外戦から最内差しで3位を追走していた長田頼宗を、3周1マークで追い抜いた土屋智則が3着に入った。

 予選トップ通過、ファイナル1号艇とG1で初物づくしだったが、その重圧に耐えてのG1初制覇だ。

 「ゴールした瞬間は泣いていました。みんなに励まされてつかめた勝利です」

 まずはファン、西山貴浩ら先輩たち、磯部誠ら同期たちへの感謝を忘れなかった。今回は西山から「予選トップ通過を狙え」と言われたことで発奮。優勝戦前には同期の磯部からスタートのアドバイスをもらったという。それでコンマ10の最高の踏み込みを実現したことが最大の勝因と言えよう。

 「自分に『外から勝負してこい!!』と教えてくれた師匠の近藤稔也さんに、まずは優勝の報告をしたい。自分のスタイルを作ってくれた方ですからね」

 伸び足重視で大外からの攻めという“菅流”を発案してくれた師匠にも感謝しきりだった。

 この大勝利に導くことには苦しい時期を乗り越えたことも作用する。2023年9月30日、からつ70周年記念優勝戦で痛恨のフライング。昨年1年間はG1・G2を走れず一般戦主体となった。それでも腐らず「目の前のレースで優勝」することを目標に年間9Vを達成。今年は優出した1月11~16日の下関70周年記念にでG1に復帰して今回、結果を出した。

 「昨年の苦しい経験が生かされていますね」

 徳島の大先輩である中道善博氏(76、本紙評論家)も「今回は獲るべくして獲ったG1」と目覚ましい地力アップぶりを絶賛した。さあ、次の目標はSGタイトルだ。

 「これからもファンをワクワクさせる自分にしかできないレースをします」

 目線はSGオールスター(5月27日~6月1日)が開催される四国まるがめを向いていた。

 ◇菅 章哉(すが・ふみや)1988年(昭63)7月2日生まれの36歳。徳島県出身。徳島支部所属。105期。2009年11月11日に地元・鳴門一般戦でデビュー。12年4月9日の下関新鋭リーグで初優出初優勝。通算成績3351走830勝、88優出33V(うちG11V)。同期に磯部誠、佐藤翼、渡辺優美ら。1メートル59。血液型B。

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