【ボートレースコラム】改めて知った守屋美穂の“強さ” 現状に満足せず進化を続ける

[ 2025年4月8日 04:30 ]

尼崎、桐生と連続優勝中の守屋美穂
Photo By スポニチ

 ボートレースにおける好調ぶりを表すバロメーターの一つに、連続優出がある。最終日の最終レースまで行き着くためには機力の後押しだけでなく、さまざまな要素がプラスに働かないと、コンスタントな6強入りを果たすことはできないだろう。

 最近では桐生順平が昨年10月末に地元・戸田で行われたSGダービー制覇から3月の尼崎G172周年まで10節連続優出を記録した。そして、守屋美穂(36=岡山)も6日に幕を閉じた桐生ヴィーナスシリーズ第1戦で、昨年12月の下関G3オールレディースから始まった連続ファイナル進出を「10」に伸ばした。

 その道中だった2節前の尼崎G3オールレディース前検日に話をする機会を得た。近況を聞くと、いかにも守屋らしい答えが返ってきた。

 「勝ち切れていない部分が多いですね。優勝を増やしていきたいです」

 確かに尼崎の直前だった住之江まで優勝戦は4、5、4、2、2、2、5、3着。ストイックな彼女からすれば、満足できなかったのは想像がつく。ちなみに、この節は初日ドリームを5コース捲り差しで制すると予選トップ→準優1着と王道を歩み、優勝戦も堂々と逃げ切って昨年5月の宮島G2レディースオールスター以来となる今年&尼崎初制覇を果たした。それでも「ターンに改善の余地はあります」と、喜びよりも反省のコメントが先に出た。

 続く桐生でも優勝して「流れはいいと思う」一方「勉強を続けていこうと思います」と謙虚な姿勢を見せた。

 現状に甘んじることなく進化を続ける。年度またぎの2節で、改めて守屋の“強さ”を知った気がする。SG、G1準優のFで大舞台の道を自ら閉ざした昨年の無念を晴らすべく、今後のさらなる反攻劇に期待したい。(石丸 秀典)

「青葉賞」特集記事

「フローラS」特集記事

ギャンブルの2025年4月8日のニュース