【峰竜太のアロハな気分】40歳バースデーに“若松SG連続V”「やれるかもって気持ちがあります」
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佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太による月1コラム「アロハな気分」。現在は今年最初のSG、若松クラシックに出走中。最終日の30日は40歳のバースデー。峰なら誕生日に“若松SG連続V”をやってのけてもおかしくない。30代最後のレースを前に、現在の心境や今後について語ってくれた。
「スポニチ読者のみなさん、アロハ~。ボートレーサーの峰竜太です。オールスターのファン投票ありがとうございました!まずは今年最初のSG、クラシック(25日から30日まで開催)を頑張ります。引き続き応援よろしく!」
初の地元周年Vを狙ったからつ開設71周年記念(2月25日~3月2日)は、初日のドリームでまさかの転覆。そのまま帰郷となってしまった。
「申し訳なかったですね。中指を痛めてしまって…。やっぱり悔しかった。情けないのと、やっぱり無理はよくないなと実感した。優勝を意識するくらいエンジンが出ていたので余計にもったいなかった。期待に応えないと、って気持ちが空回りしてしまった」
1度もゴールすることなく終了。地元周年初制覇は次回以降に持ち越しとなったが、孫弟子(弟子の上野真之介の弟子)である末永和也が優勝した。
「他の場で獲っているので、自分が優勝できないのはそこまで気にしていない。ただ、どうせなら地元から、同門から優勝者が出るのが一番」
総大将が離脱しても若武者が地元の砦(とりで)を守った。峰軍団の底力を改めて思い知る、からつ71周年記念になった。3月は9~14日とこなめ71周年記念を走り、現在は今年最初のSG、若松クラシックに出走中。クラシック直前には「痛みがかなり少なくなってきている。若松からは気にせずにレースができると思う」と指の回復具合に言及し、全快宣言も近そうだ。
若松でSGが開催されるのは峰が優勝した2021年5月25~31日のオールスター以来。“若松SG連覇”に挑戦できるのは峰だけだ。
「そうですね。あれ以来なんで、やっぱり思い出しますね。あの感動はやっぱり特別でした。連覇は意識しないけど、若松ならやれるかもって気持ちがあります」
ファン投票1位からのV劇。数多くの栄冠を勝ち取ってきた峰のベストレースの一つにノミネートされているのは間違いない。そして今回もドラマが待っていそうな気がする。最終日の30日は40歳の誕生日。30代最後のレースがSGで、40歳最初のレースがSGの優勝戦。こんなことってなかなかないだろう。
「そういう星は持ってるんすよ、僕」と笑いつつ「たまたまだけど、そういうのをチャンスに変えてきたので。今回も楽しみです」。
ベスト6入りしてバースデーを迎えられたら、その先も期待してしまうだろう。峰なら…、きっとやってくれるに違いない。
「とっっっっっても濃い30代でした!(笑い)いろいろな試練、感動、挫折、感謝を全部、味合わせてもらいました。自分を褒めてあげたいです」
30代最後のSGを前に、濃密だったこの10年を振り返った。気は早いが、40歳になってからやってみたいことにも触れてもらった。
「そうですね、ボートレースをなんか楽しんでみたいのと、趣味とボートレースをうまくバランス取りながら人生を楽しみたい。今まではがむしゃらに結果!成長!って感じだったので」
まだまだ思いは止まらない。
「ボートレースをやりながら他の仕事も。起業じゃないけど、いろいろとやってみたいなと思います。あとはサーフィンで有名な行ったことのないところの波を感じてみたい」
最後はやはりサーフィンの話題に。常に全力で駆け抜けてきた峰は40歳になっても“全力で人生を楽しむ”だろう。
今月は5月27日に幕を開けるSGオールスター(まるがめ)のファン投票結果が発表された。峰は2万1451票を集めて2位。17年に初めてファン投票1位に選出され、そこからは出場権を持つ大会ではずっと1位を守ってきたが、ついに陥落してしまった。
「もう40歳ですし、悔しいとかはない。やり切った感覚の方が強いですね。優勝した時の3万4000票の凄さを改めて感じたし、感謝の気持ちでいっぱいです」
たとえ1位ではなくても、これからもファンへの感謝の思いを胸に走り続ける。
◇峰 竜太(みね・りゅうた)1985年(昭60)3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の39歳。唐津西高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として2004年11月10日、からつでプロデビュー。18、20年にグランプリ優勝。23年10月の蒲郡ダービーで最高峰のグレードSG6度目のVと全24レース場でのVを達成。生涯獲得賞金は18億円を突破。1メートル71、血液型B。
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