【平塚競輪 G1オールスター オリオン賞】太田海也が凱旋「鍛えた脚を実力として出し切りたい」

[ 2024年8月13日 16:01 ]

パリ五輪から強行日程で臨む太田海也
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 大阪・関西万博協賛「第67回オールスター競輪」(優勝賞金6100万円)と「女子オールスター競輪」(優勝賞金310万円)が13日、平塚競輪場で開幕。パリ五輪に出場した太田海也(25=岡山・121期)がパリから直接競輪場入りした。

 
 「よろしくお願いします」と丁寧にあいさつをして共同記者会見に登場した太田。相変わらずのシャキッとしたハンサムは「疲労がないと言ったらウソになるが、飛行機も過ごしやすい環境づくりをしてもらって体の方は大丈夫かな」と超強行日程でも状態にはOKサイン。

 もちろん話題は悔しい結果に終わった五輪のことに。「気持ちを張り詰めて全力を尽くしたが、メダルに届かず。悔しい五輪を過ごした」とポツリ。中でも準々決勝で完勝したと思いきや、降格と判定され敗退したスプリントについて「相手の悪質な動きは分かっていたし、絶対付き合わないようにと思っていた。絶対に自分は悪くないと思ってゴールした。勝ったと思ったので悔しい気持ちは湧かず、戸惑いだった。でも、実力不足です」と絞り出すように振り返った。また、今後の競技活動については「このG1でどれだけ自転車をしたいと思えるか。それとオフでまた考えたい」と未定とした。

 3年間の全てを出し切った大舞台の直後。当然、切り替えるのは難しい。それでも太田は前を向き「鉄フレームに対して不安な部分はあるが、しっかり最終日まで頑張りたい。鍛えた脚を実力として出し切りたいですね」と力強かった。1走目、2日目12Rオリオン賞で悔しさを少しでも晴らす。

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