【川崎競輪 75周年記念G3桜花賞・海老澤清杯 初日12R】先勝した北井「押し切れて良かった」

[ 2024年4月4日 18:33 ]

初日特選を制した北井佑季
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 川崎市制100周年、大阪・関西万博協賛、川崎競輪開設75周年記念G3「桜花賞・海老澤清杯」(優勝賞金522万円)が4日に開幕した。初日メインの12R特選は北井佑季が捲って先勝した。2日目は二次予選が行われ、12Rは地元エースの郡司浩平、11Rは23年のMVP・古性優作が主役を務める。特選レース後のコメントは次の通り。

 1着・北井佑季=何が何でも突っ張るという感じではなかった。ゴールまで逆算して(新山を)出させた。あとは緩んだところで行こうと思っていた。もうワンテンポ前で行けたら流れの中で行けたかな。しっかりワンツーが決まったし、押し切れて良かった。(二次予選は)車番もいいし、積極的にラインで決まるような走りをしたい。

 2着・郡司浩平=北井さんが1回待ってから行ったので、古性君もブロックのタイミングが合わなかったのかな。北井さんが3コーナーを上って、下って加速していって抜けないと悟った。もうちょっと道中で余裕を持たないと抜けない。抜かなきゃいけないところだったが、それ以上に北井さんが強かった。次は抜けるくらいの気持ちを持って。

 3着・眞杉匠=みんな動くタイプだったので見ながらだった。近畿勢について行けば良かった…。あそこが全て。情けないレースをした。落車の影響もあるのか、気持ちで負けた。ちょっとセッティングをいじろうかな。(二次予選は)初日の分も出し切るレースをしたい。

 4着・浅井康太=作戦は前中団からだった。拳矢君はホームで真杉君に入られないように、位置を取りきらないといけなかった。もったいないレースでしたね。ついていても自分の着がなくなるので切り替えさせてもらった。余裕を持って冷静に対処できた。(二次予選は)寺崎君へ。何回か連係しているが、凄いスピード。前が敵ですかね。本人にも伝えました(笑い)。

 5着・山口拳矢=あまり良くなかった。フワフワしていた。自分の感覚で車間を空けていたら追い上げられた。踏んでいないので、何も分からず。しんどさはないが反応が…。(二次予選は)松岡篤哉さんの前で自力。兄弟子なので頑張りたい。

 6着・古性優作=思ったよりも力が入らなかった。寺崎君は強かったが、自分が…。体調を崩して体重も落ちたのが原因かな。筋肉に刺激が入って日に日に良くなれば。

 7着・佐藤慎太郎=スタートも取れず自分の仕事は何もできなかった。ホームでけん制なりできたかな…。周りが強いですね…。判断も難しかった。余裕はないわけではないが、感覚的なものが…。(二次予選は)大川君へ。郡司、北井が地元の2枚看板だと思っている。そこに当てられる“S班・佐藤慎太郎”。どうなんだと。ハッスルしちゃうかもね。番組に喝を入れられていると思って頑張ります。

 8着・寺崎浩平=感じは正直良くない。先手は取れたし気持ち的には良かったが。長い距離は行けたが最後はもたなかったですね。(二次予選は)取鳥君とは同型。先手を取れるように。

 9着・新山響平=後ろ攻めは想定していなかった。寺崎君を出す気はなかったが…。シッティングでは出られてしまった。お尻を上げて踏むべきだった。ただ、バンクは軽く感じたし、体の状態はいいと思う。(二次予選は)嘉永君にはいつも捲られていてイメージが悪い。車番がいいので生かして頑張りたい。

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