【京王閣競輪 S級シリーズ 2日目5R】地元の磯川勝裕に復調の兆し「きっかけがほしかった」

[ 2024年3月5日 18:38 ]

復調の兆しを見せた磯川勝裕
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 <京王閣2日目5R>

 地元の磯川勝裕(29=東京)が復活のノロシだ。

 二分戦の準決勝5Rは「後ろの柿沼(信也)さんを信用して駆けられた」と前受けから玉村元気を出させず突っ張り先行。「いつ才迫(勇馬)さんが飛んで来るか冷や冷やだった」と振り返るが、番手で車間を大きく空けた柿沼の援護もあって2着に逃げ粘った。

 1月松戸以来の決勝進出となった磯川は「寒くて初日と感覚が違うので状態は何とも」と手応えをつかめなかったが「決勝に乗れて良かった」と安どの表情。近況は「ずっと気持ちが入らなかった。メンタル的に落ちていた」と成績が下降気味だっただけに「(復調の)きっかけがほしかった。いいきっかけになりそう」と話し、表情に活気が満ちあふれていた。

 決勝は113期で同期になる宮本隼輔が相手の二分戦。持ち味のパワフル先行で主導権を握り、Vゴールへ向かって突っ走る。

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