【静岡競輪開設71周年記念・G3たちあおい賞争奪戦3日目10R】大石崇晴が父の故郷でG3初ファイナル

[ 2024年2月3日 16:32 ]

記念初決勝を決めた大石崇晴
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 大石崇晴(31=大阪)が思い出の地で記念初決勝を決めた。「寺崎(浩平)君よりも僕は格下なので全部任せていた。展開は予想通り。落ち着いて走れた」と安どの表情を見せた。

 レースは人気を集めた寺崎の番手回り。大石は2コーナー6番手から強烈ダッシュで捲った寺崎をきっちりマーク。最終コーナーで高橋晋也にブロックされたが「脚に余裕があったので乗り越えられると思った」と、直線では寺崎に遅れたもののスピードを維持。3着に入り記念初決勝の切符をつかみ取った。

 父はプロ野球・近鉄バファローズで4度の盗塁王に輝き、引退後はオリックス監督を2年(08、09年)務めた大石大二郎氏(65)。大石崇晴は幼少期に静岡市生まれの父に連れられて静岡競輪場へ足を運んだこともあるそうで「静岡で初の記念決勝に乗れたのは良かった」と喜びをかみしめた。

 今シリーズを振り返り「流れが向いている。修正するところはないし、あとは気持ち」。ファイナルへ向けて闘志を高めていた。

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