【川崎競輪・ガールズケイリン・初日6R】ホーム永塚祐子が白星発進「幸先がいいので優勝を目指して」

[ 2023年12月13日 19:13 ]

地元戦で好スタートを切った永塚祐子
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 <川崎初日6R>

 ホームバンクの永塚祐子(38=神奈川)が白星スタートに満面の笑みを見せた。「緊張しすぎて心臓がバクバクだった。地元(川崎)での予選1着は初めて。以前は1着失格で帰ったこともあるので」と感慨深げ。6月以来の白星ゲットに「幸先がいいので優勝を目指して頑張りたい」と声を弾ませた。

 本領発揮のタテ攻撃だった。ラスト1周は3番手。目の前にいた渡口まりあが1コーナーから捲ると、その動きに乗って2コーナーから捲り上げた。渡口との踏み合いは最終コーナーまで続き「内側に渡口さんの車輪が見えていたが最後まで踏み込む脚を残していた」と直線に入ってからもグイッと車を伸ばした。「白戸淳太郎さんや伊藤彰規さんが仕掛けた上を捲りに行く練習をしていた。練習していた場所で行かないといけないですから」と会心の一発に満足顔だ。

 腎臓の状態が悪く今年は2カ月間の長期欠場もあった。「今はやりたい練習ができていない」と話していた中での白星発進で気分も乗ってきた。「今年は1着が少ない1年。逃げ残りの2着が多かったですから。今日も自力を出すつもりがなかったから捲って1着はうれしい」と勝利の余韻に浸り「1日目で満足しないように2日目も頑張ります」と勝ってかぶとの緒を締めた。

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