【チャンピオンズC】セラフィックコール 締まった流れで末脚がフルに生きる

[ 2023年12月2日 05:24 ]

無敗6連捷を狙うセラフィックコールとM.デムーロ

 土曜付G1企画「展開王」、チャンピオンズCは大阪本社・新谷尚太(46)が担当する。今春はサウジ&ドバイで日本馬が躍進。ダート馬のレベルが年々、高まっている。ハイレベルな戦いが予想される師走のJRAダート頂上決戦。無敗5連勝中の7枠12番セラフィックコールに◎を託す。締まった流れで末脚がフルに生きる、との読みだ。

 中京に舞台を移して節目の10回目。過去9年を振り返りながら予想を組み立てたい。まずはコースレイアウトに注目しよう。中京ダート1800メートルの舞台は発走地点が直線の上り坂の途中に設定されている。基本的にテンからガリガリやり合うシーンはなく、先行馬が幅を利かせるコース。ただ、このレースに関しては別だ。4角通過が10番手より後方の馬の台頭が目立つ。

 希代の逃げ馬パンサラッサは先週ジャパンCに出走し、ここは登録だけで既に引退。あの馬以外にも同型がそろっている。内からメイクアリープ、クラウンプライド、外枠に入ったがアイコンテーラーも、もまれず前に行きたい脚質。極端に競り合うシーンは考えにくいが、かといってペースが緩むとも思えない。

 道中、締まった流れで3歳馬セラフィックコールに展開が向く。今年2月のデビューから休養を挟みながら無敗5連勝中。その全てでメンバー最速の上がり3Fを計時しているように鋭い末脚が武器だ。新馬戦こそ道中2番手で立ち回ったものの、その後の4戦は中団やや後方の位置取り。道中せかせる必要はなく、ためればためた分だけ最後は伸びてくる。これはG1級!と確信したのが前走・みやこSだ。前半1000メートル通過が61秒2と平均より、やや遅めの流れ。逃げたペプチドナイルが4着に踏ん張り、2着メイクアリープは4角2番手。完全に前有利の展開にもかかわらず4角11番手から大外を回って3馬身差の圧勝だった。現状はまだ粗削りとはいえ末脚の破壊力が光っている。

 枠は7枠12番。後方から運ぶスタイルだけに外枠でも気にならない。むしろ内でゴチャつかない分、絶好枠を引いたと捉えたい。鞍上のM・デムーロにとっては15年サンビスタ、18年ルヴァンスレーヴで2勝と相性がいいレース。6連勝で頂点へ。末脚自慢が古馬を負かし、無敗ロードを突っ走る。

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