【佐賀・第2回フォーマルハウト賞】3日発走 フークファンタジーを本命視! 予想印を公開

[ 2023年12月1日 12:00 ]

佐賀での経験値が高いフークファンタジー
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 前年の西日本地区交流から地方全国交流となった2歳牝馬重賞の「第2回フォーマルハウト賞」(距離1400メートル・1着賞金600万円)が3日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。来年1月6日新設重賞「第1回佐賀若駒賞」からの3歳重賞を占う意味でも注目の一戦だ。雪中決戦となった昨年は2番人気の兵庫のイケノシイチャンがV。実力伯仲の今年もし烈なV争いになりそうだ。

 ◎④フークファンタジー 6月にデビューし6戦目の9月1400メートル戦で2着に7馬身差をつけ逃げ切り待望の初勝利。10月2歳重賞初挑戦となった「ネクストスター佐賀」は6着に終わった。続く同月の佐賀2歳ナンバーワン決定戦「カペラ賞」は前に離されながらも5着と掲示板には載った。前々走11月2歳特別の「シリウス特別」は序盤好位につけたが向こう正面から全く手応えなく惨敗も、同月前走準重賞の「ペテルギウス賞」は大外枠から果敢にハナを奪い2着に5馬身差をつける圧逃劇を演じた。佐賀での経験値の高さとツボにはまった時の勝ちっぷりから本命に推したい。

 ◯⑦ファーマティアーズ 9月に大井でデビューしたばかりでキャリアはまだ4戦だが4・1・5・4着と掲示板は外していない。初勝利となった10月大井1400メートル戦は直線に向いて反応の鋭さを披露。後続を突き離し2着に5馬身差をつけた。メンバーで唯一、上がり3ハロン40秒台を切り、走破タイムも1分29秒6と唯一30秒台を切った。まだ底を見せておらず初の遠征でも怖い。

 ▲⑥イケノツバメチャン 6月北海道でデビューし1200メートル戦、1700メートル戦を勝利。10月に佐賀に転籍すると転入初戦の1400メートル戦を制した。続く11月「シリウス特別」は逃げ切りを図る佐賀2歳実力馬のムーンオブザサマーを直線半ばで反応良くかわして北海道から3連勝を飾った。時計も1400メートル戦で1分29秒7と上々。重賞でも好位から一発は十分に期待できる。

 ☆③ビーアライブ 6月北海道でデビューし8月には佐賀へ。転厩初戦を逃げ切り初勝利。重賞初挑戦となった10月前々走「ネクストスター佐賀」は果敢に逃げ切りを図るが道中で下がり惨敗。続く11月前走1400メートル戦は危なげなく押し切り復調をアピールした。先行力は通用しそうでペース次第で大仕事もあり得る。

 △⑤シーブレ 7月北海道でデビューし1戦して翌月には佐賀へ。転厩初戦、2戦目の1300メートル戦は的確に抜け出して連勝。重賞は「ネクストスター佐賀」で7着、「カペラ賞」はフークファンタジーに先着し4着。その差し脚は侮れない。

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