【尼崎ボート ルーキーシリーズ第16戦】鈴谷一平 カド捲りでルーキーシリーズ初優勝

[ 2023年10月2日 19:38 ]

地元で2回目の優勝を飾った鈴谷一平
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 ボートレース尼崎の「ルーキーシリーズ第16戦 スカパー!・JLC杯」は3日、12Rで優勝戦を行い、鈴谷一平(29=兵庫)が4カド捲りで勝利。今年2月以来となる地元2V、通算4V、ルーキーシリーズ初優勝を達成した。1番人気の井上一輝は2着。3着に前原大道が入った。

 展示から強力な伸び足だった鈴谷は「(展示はFだったが)計算して、本番は気持ち良く行きました」と4カドからコンマ16の踏み込みを決めた。イン井上はコンマ12だったが「1番が落とすのが見えたので」と迷わず捲り切った。「最高です!何て表現したらいいか分からない。イメージ通り。100点です」と満点のレースを振り返った。

 9月の下関プレミアムG1ヤングダービーは予選落ち。「自分が悔しかったのと、同期の入海馨(優勝戦1号艇)が頑張っていたので、だいぶ刺激を受けて」と発奮しての地元V。今後は徳山70周年(11月2~7日)、芦屋71周年(12月6~11日)と初の周年斡旋が続く。「楽しみですね。しっかり着実に力をつけていきたいです」と抱負を口にした。

 ◇鈴谷 一平(すずたに・いっぺい)1994年(平6)9月14日生まれ、兵庫県出身の29歳。兵庫支部の116期生として15年5月、尼崎でデビュー。16年9月、蒲郡で初勝利。22年8月、鳴門で初優勝。21年9月、徳山ヤングダービーでG1初出場。同期は山下流心、大山千広、入海馨ら。1メートル76、54キロ。血液型AB。

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