【京都大賞典】ヴェラアズール 末脚で巻き返す 実力ある古馬集結

[ 2023年10月2日 05:22 ]

 3日間の開催最終日に行われる伝統のG2「第58回京都大賞典」は3年ぶりに淀に帰ってきた。実力のある古馬が集結。阪神開催だった昨年の勝ち馬ヴェラアズールが実績的にも一枚上だ。ダートから芝に転向して素質が開花。1年前は3勝クラスVから当レースを勝ち、続くジャパンCも制した。その後は条件が合わず不完全燃焼の競馬が続くが、直線の長い外回りコースで持ち味の末脚全開なら巻き返し可能。今秋もここから大舞台へと羽ばたく。

 ディープボンドは過去2年、秋は凱旋門賞に挑戦したが今年はここから始動。G12着4回の実績からG2ならVチャンスだ。前走の目黒記念で重賞初制覇を飾ったヒートオンビートも上位争い可能。昨年の当レース2着ボッケリーニは6月の鳴尾記念で重賞3勝目を挙げた。衰え知らずの7歳馬が15年京都大賞典を制したラブリーデイに続く、兄弟Vを目指す。

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