【江戸川・ヴィーナスシリーズ】清埜リベンジ！インから押し切り2度目の優勝

江戸川ヴィーナスシリーズを制した清埜
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　江戸川ボートのヴィーナスシリーズ第12戦「Yes！高須クリニック杯」は29日、優勝戦が行われ、1号艇の清埜翔子（32＝埼玉）がインを押し切り昨年10月の住之江に続く通算2度目の優勝を飾った。

　インから先に回った清埜は浜田のツケマイを節イチのパワーで振り切り先行。「スタートで先制しないと焦ってしまうので全速でスリットを通過しました」。流れのある江戸川では最大の難関となるスタートだが、覚悟を決めコンマ03のトップスタートでクリア。あとは集中力を欠かすことなくゴールを目指した。

　今年6月の当地前回、1号艇から2周1Mで長嶋万記に逆転を許し悔しい準優勝。「レース場に行く前から緊張していた。意識したら優勝戦にも乗れないと思い“一走一走、集中するだけ”と言い聞かせていた。最後は前回の失敗が生かされました」。見事なリベンジ戦をやってのけた。

　同時に初のA1級昇格も見えてきた。今期残りの1節は10月7日から3日間開催のファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント。「あと1節、A1級になれるよう頑張ります」。強豪相手に再度、江戸川での健闘を誓った。