【立川競輪G3開設72周年記念 鳳凰賞典レース最終日(12R)】関東結束で番手森田がV

[ 2023年9月10日 03:30 ]

同期の真杉(左)目標に優勝を狙う森田優弥
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 G3立川競輪開設72周年記念「鳳凰賞典レース」は10日に最終日を迎え、12Rで決勝戦(優勝賞金500万円)が行われる。5車で結束する関東ラインが優勢で、森田優弥(25=埼玉)の記念初優勝に期待したが、もつれる展開なら犬伏湧也の一発も十分。好メンバーで熱戦が繰り広げられる。

【12R】関東結束で番手森田に期待

 関東5人は真杉を先頭に森田―平原―佐々木―高橋で結束。別線は新山―守沢の北日本勢、そして犬伏と北井が単騎戦。
 積極的に出るのは真杉か新山だがライン5車の真杉が明らかに先行しやすい。番手戦もこなせる森田は別線の動きを見極め、流れ次第では自ら踏み込み首位。森田に続く平原とのゴール前勝負が本線。真杉と新山で先行争いになるとスピードある犬伏の捲り一発。
 (1)平原康多 さすが真杉というペース配分だった。前回よりも状態はかなりいい。森田君の後ろ。
 (2)新山響平 北井さんが捲ってくる3コーナーで捲りやすくさせてしまった。体自体は悪い感じはしないし乗り方もうまく乗れているが脚力不足。自力。
 (3)真杉匠 作戦通りにレースを運べた。関東の先頭でやりたい。自力。
 (4)北井佑季 強引に行きたい気持ちがあったが小原さんが迎え入れてくれた。結果的に冷静になって走れた。自力勝負。
 (5)佐々木悠葵 北井さんが行こうとした時に自分も踏み込み、ちょっと厳しかった。練習の疲れが抜け切れていない。平原さんへ。
 (6)高橋築 自分の位置の仕事をして決勝に乗れて良かった。関東の一番後ろ。
 (7)犬伏湧也 大川君が思いのほかフカして間合いの取り方を間違えた。不利な展開でも3着に来たので悪くない。自力勝負。
 (8)森田優弥 立川はデビュー戦を走った思い出の場所。決勝に乗れてうれしい。関東で話して真杉君へ。
 (9)守沢太志 感触が上がっても着が付いてこなかったが3日間しっかり走れて共同杯へ向けていい弾みになってる。新山君へ。

【11R】山崎賢が仕掛ける

 スピード上位の山崎賢が中心。自力型は山崎賢、宿口、山崎芳で三分戦になるが踏める距離の長さは明らかに山崎賢が上回る。山崎賢が自分のタイミングで仕掛けて番手園田とのゴール前勝負に持ち込む。
 (1)鈴木竜士 宿口さん。
 (2)園田匠 山崎賢君へ。
 (3)渡部幸訓 (7)任せ。
 (4)河野通孝 仕掛けてくれた道場君のおかげ。(1)。
 (5)山崎賢人 少し余裕はあったが行かれて…。状態は良くも悪くもない。自力。
 (6)伊藤健詞 九州勢へ。
 (7)山崎芳仁 自力勝負。
 (8)桜井正孝 福島勢へ。
 (9)宿口陽一 前でやる。

【10R】清水の奮起戦だ

 総合力上位の清水の奮起戦。四分戦になるが機動力とレース運びのうまさで上回る清水が的確に仕掛けて首位。清水マークは同県の久保田。根田は踏み出す位置次第で逆転がある。穴は野田の捲り一発。
 (1)清水裕友 真杉君の先行がうまかった。自力。
 (2)根田空史 修正しながら走れている。自力勝負。
 (3)南修二 自在にやる。
 (4)大槻寛徳 北3人で話して南関勢へ。
 (5)久保田泰弘 (1)任せ。
 (6)川津悠揮 野田さん。
 (7)野田源一 自力自在。
 (8)五日市誠 南さん。
 (9)小原太樹 根田君へ。

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