【佐賀・第6回佐賀スプリングカップ】14日出走 リュウノシンゲン重賞11Vへ突き進む 予想印を公開

[ 2023年5月12日 12:00 ]

今年5戦4勝と好リズムのリュウノシンゲン
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 今年度の佐賀競馬古馬長距離路線幕開け戦である「第6回佐賀スプリングカップ」(距離1800メートル/1着賞金400万円)が14日6R(18時05分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。底力確かな実力馬が〝23年春の佐賀古馬王座〟を狙う。

 ◎③リュウノシンゲン 20年は岩手2歳重賞3V、21年は岩手3歳重賞4連勝し岩手3歳2冠をもぎ取った。川崎を経て昨年6月に佐賀に転入してくると7月1400メートル重賞の「吉野ヶ里記念」、12月佐賀グランプリにあたる1800メートル重賞の「中島記念」を制した。今年も3月1400メートル重賞の「九州クラウン」を含め5戦4勝と好リズム。佐賀勢同士の戦いなら自在性、瞬発力ともに申し分なく距離も問わない。重賞11Vへ突き進む。

 ◯⑤ヒストリーメイカー 中央から今年佐賀に転入。転厩初戦の2月姫路2000メートルの「白鷺賞」は中団で脚を溜め2周向こう正面で早めに先頭に躍り出ると重賞11V、兵庫の英傑ジンギをおさえて重賞初Vを飾った。JRA時代は20年2月阪神オープンの「仁川S」V。他にもGⅢ戦で実に4度2着の実績がある。3月佐賀で初の重賞挑戦となった2000メートルの「はがくれ大賞典」は8着に終わったが、地力は十分で名実ともに佐賀の顔になるべくまい進する。

 ▲①フェブキラナ 今年3月JRAから佐賀に転厩。1800メートルのBクラス戦をきっちり連勝すると前走1860メートルAクラス戦の「高千穂峰賞」は3コーナー過ぎにスッと先頭に立つと後続を寄せ付けず3連勝。今回重賞初挑戦となるが一発が怖い。

 ☆⑥タガノファジョーロ JRAから兵庫を経て昨年10月に佐賀へ。初重賞の11月2500メートル「九州大賞典」で2着に入線した。そこからは重賞「中島記念」4着を含め6戦して2勝オール掲示板。展開ひとつで大仕事もあり得る。

 △⑨マテラユウキ 前走「高千穂峰賞」は敢然とハナに立つが後半早々に捕まって大敗。それでも前々走3月1750メートルAクラス戦の「多良岳賞」は逃げ切りに成功。重賞は昨年8月1750メートルの「九州チャンピオンシップ」でクビ差2着がある。ペース次第では巻き返しの逃げで重賞初Vの可能性を秘めている。

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