【平塚競輪「第77回日本選手権競輪」】脇本 絶対の主役だ

[ 2023年5月2日 04:50 ]

ダービー連覇へ向け好スタートを切りたい脇本雄太
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 平塚ダービー開幕――。輪界最高峰のG1「第77回日本選手権競輪」(優勝賞金8600万円)が、きょう2日から6日間、神奈川・平塚競輪場で開催される。初日メイン11R・特別選抜予選は昨年の平塚グランプリを制した脇本雄太(34=福井)が主役。頂点に立った思い出のバンクで、ダービー連覇へ向けて白星スタートを切る。真杉目標の吉田拓、底力屈指の清水がどこまで抵抗できるか。

 平塚11R 脚力上位の脇本が主役。脇本は直前の武雄記念がスピードの違いを見せて4連勝。中5日で臨む今大会も初戦から抜群の機動力を見せつける。脇本マークは古性。脇本の踏み出す位置次第では古性の逆転もある。

 積極的な真杉に吉田―吉沢が続く関東勢が侮れない。先行力抜群の真杉が駆けて吉田が脇本に合わせて踏み込むと(4)=(2)が浮上する。穴は清水の捲り一発。

 (1)脇本雄太 武雄記念の感触は悪くなかったが、展開上捲りになっていたので調子を確かめきれないところがある。疲れが残っていたのでケア中心。5年前の平塚ダービーも決勝に乗れているので相性はいいと思う。自力。
 (2)吉沢純平 小田原記念は初日以外が自力で感覚としては良かった。自転車は去年の秋から変わらず。自転車よりも自分の体調面だけですね。栃茨3番手。
 (3)清水裕友 前々回の前橋から換えた自転車で走りたい。体調は問題なく来られたのでいいと思う。自力。
 (4)吉田拓矢 フレームを元に戻す。真杉君の番手。
 (5)成田和也 前回は地元戦で頑張りたかったが自転車の進みがいまひとつ。ここに向けてしっかり調整したつもり。小松崎君へ。
 (6)小松崎大地 前回の感触は良くもなく悪くもなかった。計画的にできたし体調もいい。自力勝負。
 (7)真杉匠 前回は反省のレース。過信しすぎた。ここに向けてケアを多めにやってきた。自力勝負。
 (8)園田匠 9車と7車の感覚のズレがありもどかしい。清水君にしっかり。
 (9)古性優作 (中40日空いて)しっかり練習ができた。脇本さんの後ろ。

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2023年5月2日のニュース