ドイル 夫・マーカンドと美浦来訪、短期免許で今週から日本で騎乗

[ 2022年10月27日 05:00 ]

美浦トレーニングセンターを訪れたホリー・ドイルとトム・マーカンド(撮影・郡司 修)
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 今年6月のディアヌ賞(仏オークス)で女性騎手初の欧州クラシック制覇を成し遂げたホリー・ドイル(26=英国)と夫のトム・マーカンド(24=英国)が26日、初めて美浦に来訪。事務所で短期免許取得の手続きを行い、取材に応じた。ドイルは「日本でいい経験をして、いい馬に乗って勝ちたい。自分のことを信じて頑張りたい」と意気込み。ディアドラの引退レースにも騎乗しており、日本の競馬ファンにもおなじみの英国No・1女性騎手。日本競馬の印象については「アーモンドアイを筆頭に世界各地で活躍しているので、どの馬も印象的。(国内では)今村聖奈騎手が毎週のように勝っていることは知っています。日本の女性騎手にお会いできることも楽しみ」と笑顔だった。

 マーカンドは天皇賞・秋でアブレイズに騎乗予定。「まさか初週からG1に乗れるとは。武豊さんはもちろん、川田さんも知っている。もちろんルメールも。素晴らしい日本のジョッキーと交流して学びたい」と抱負を語った。

 《短期免許》JRAは26日、外国人騎手3人に短期騎手免許を交付した。クリスチャン・デムーロ(30)の免許期間は29日から12月28日、身元引受調教師は斉藤崇師、契約馬主は吉田勝己氏。ホリー・ドイル(26)は29日から12月25日、身元引受調教師は鹿戸師、契約馬主は長谷川祐司氏。トム・マーカンド(24)も29日から12月25日、身元引受調教師は宮田師、契約馬主はシルクレーシング。

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2022年10月27日のニュース