【中京5R新馬】“ディープ最終世代”オープンファイアが勝利 3億円ホース豪快初陣に場内拍手

[ 2022年9月11日 12:14 ]

<中京5R>新馬戦を制したC・ルメールとオープンファイア(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 11日の中京5R・2歳新馬(芝2000メートル)は断然1番人気に支持されたオープンファイア(牡=斉藤崇)が鮮やかに差し切った。勝ちタイムは2分5秒8。

 19年7月に世を去ったディープインパクトの最終世代。国内で血統登録された6頭の中で先陣を切った。やや出遅れ気味のスタート。スローペースを後方から追走し、直線でエンジンがかかるとゴール前の伸びは圧巻できっちりと差し切った。

 豪快な末脚に場内は拍手。騎乗したルメールは「ゲートも道中も遊んでいましたね。反応に時間がかかったけど、いい瞬発力がありました。真面目に走ったのはラスト150メートル。まだ伸びしろがあると思うし、すごく楽しみ。さすがディープインパクト産駒です。」と話した。

 オープンファイアは21年セレクトセール1歳部門で3億円(税抜き)の値がついた。母ゴーマギーゴーは米ダートG2を2勝している。

 アイルランドでは10日に行われたG2チャンピオンズジュベナイルステークス(芝1600m)をディープ産駒のオーギュストロダン(牡=A・オブライエン)が快勝。来春のクラシック有力候補となっている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月11日のニュース