【桐生・G1赤城雷神杯】毒島 3度目の周年制覇!賞金4位に浮上

[ 2022年9月7日 05:00 ]

地元桐生で3度目の周年制覇を決め、ボートレース振興会会長賞の優勝メダルを手に笑顔を見せる毒島誠
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 桐生の「開設66周年記念G1赤城雷神杯」は6日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の毒島誠(38=群馬)がイン速攻で快勝。ツケマイ太田と2番差しカド萩原の2着争いは、2Mで差した太田に軍配が上がった。

 地元エースが最後まで主役の座を明け渡すことはなかった。初日ドリーム戦を逃げ快勝。その後も予選トップ、準優1着と突き進んだ。優勝戦でもエース機を駆る太田のツケマイを受け止め、3度目の桐生周年制覇を達成。「ツケマイは想定していた。太田さんのターンが凄くてギリギリだったが、地元で声援を頂けて最高」と笑った。

 この優勝により、賞金ランク4位に上昇。「もう少し頑張ります。目の前の一走を大事にやっていく」と6位以内でのグランプリ参戦をにらむ。F休み前に入っているSGダービーまでの4節。上州のスピードキングが全速で駆け抜ける。

 ◇毒島 誠(ぶすじま・まこと)1984年(昭59)1月8日生まれ、群馬県出身の38歳。群馬支部所属。92期生として03年5月桐生一般戦でデビュー。06年9月鳴門一般戦で初優勝。通算67V(SG7、G1・14)。1メートル62。血液型B。主な同期は大峯豊ら。

 《次走》優勝した毒島誠、太田和美、井口佳典、萩原秀人、海野康志郎、土屋智則は13日からの徳山G1徳山クラウン争奪戦で松井繁、前本泰和、辻栄蔵、原田幸哉、魚谷智之、白井英治、菊地孝平、中島孝平、馬場貴也ら強豪と優勝を争う。

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2022年9月7日のニュース