【天皇賞・春】(13)ロバートソンキー×伊藤“5度目の正直”

[ 2022年4月29日 05:30 ]

ロバートソンキーと伊藤工
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 15年目の伊藤工真(32)は天皇賞・春が自身5度目のG1騎乗(障害含む)。調教から付きっきりの相棒ロバートソンキー(牡5=林)は1番人気濃厚ディープボンドに唯一、直接対決で先着経験がある。20年の菊花賞(6着)以来となるG1に「いつも一生懸命走ってくれる馬なので信頼している。チャンスを頂けて感謝の気持ちでいっぱい。結果で応えられれば」と意気込む。

 2走前(長久手特別=福永で1着)は落馬負傷の影響で騎乗できなかったが、前走でコンビ復活。「改めて騎乗依頼を頂けたのは凄くうれしかったです」。1年2カ月ぶりにレースで騎乗した相棒の背中から確かな成長を感じ取った。「まだ良くなる余地はあるが、徐々にしっかりしてきた。距離に関しては菊花賞も走っているし不安はありません。凄く楽しみ」。趣味は競馬。騎手道にひたむきな男は15年目のビッグチャンスに目を輝かせている。

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2022年4月29日のニュース