【佐賀・九州クラウン】13日発走 ミスカゴシマ女傑の貫禄 有力馬を紹介

[ 2022年3月12日 05:30 ]

記念すべき第1回覇者に最も近いミスカゴシマ
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 今年度の古馬短距離路線を締め括る新設重賞「第1回九州クラウン」(距離1400メートル)が13日第9レースでゲートイン。

 記念すべき第1回覇者に1番近い存在は佐賀の女傑であるミスカゴシマだろう。19年10月の2歳重賞「九州ジュニアチャンピオン」でVを飾り早々に頭角を現すと3歳時の20年上半期には3歳重賞を4連勝した。7月には初の古馬重賞1400メートル戦の「吉野ヶ里記念」も制し改めて地力の高さを見せ付けた。

 4歳時の21年からは1400メートル戦が主な土俵となる。上半期は本調子とはいかなかったが、7月「吉野ヶ里記念」を連覇すると12月「ウインターチャンピオン」も1番人気に応えて重賞8V目をゲットした。年明け初戦の今年1月地方全国交流新設重賞1300メートル戦の「ゴールドスプリント」は3着だったものの、ここでは戦闘力が一枚上。しまいシャープに抜け出すとみた。

 対抗視するのはタガノキトピロだ。今年は1400メートル戦を連勝中で勢いは申し分なし。重賞初Vへ照準を合わせる。

 スーパースナッズも前団で粘れる強味がある。屋根がレジェンド山口勲というのも心強い。

 前走2月A級準重賞の「嘉瀬川賞」でスーパースナッズをクビ差で捕らえてVのデータヴァリューも一発を秘めている。

 「ゴールドスプリント」で2着とミスカゴシマに先着したロトヴィグラスの逃げ切りにも警戒したい。
 

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2022年3月12日のニュース