【若松ボート】羽野直也が完璧逃げで地元周年初制覇　G1全日本覇者決定戦　開設69周年記念優勝戦　

優勝した羽野直也
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　ボートレース若松のG1「全日本覇者決定戦　開設69周年記念」は12日、無風という絶好コンディションのもと第12Rで優勝戦が行われ、羽野直也（26＝福岡）が完璧な逃げを披露して地元周年初制覇。「地元（福岡・芦屋・若松）でG1以上を優勝する」という、ひとつの目標を成し遂げた。2着に森高一真、3着は新田雄史が入って3連単＜1＞＜5＞＜2＞は6650円（120通り中22番人気）だった。

　井口佳典が3カドで勝負に出たが“節イチ”の足を駆使し、インからコンマ07のトップスタートを決めて勝負あり！だった。
　「凄くうれしいです。スタートでちょっとハナ切っていたので、1マークは普通には回れました」
　歓喜の瞬間を振り返る羽野は「（優勝で）浮ついた気持ちをいったんリセットして、また頑張りたいと思います」と言い、17年10月の65周年で平成生まれとして初のG1優勝を飾った思い入れの強い大村で行われるSGクラシック（16～21日）に、誰よりも勢いに乗って乗り込む。次に狙うのは、平成生まれ初のSGウイナーだ。