【ドバイシーマクラシック】シャフリヤール　力強い伸び披露、福永「本番へピッチを上げていければいい」

　昨年のダービー馬シャフリヤール（牡4＝藤原）がドバイシーマクラシック（26日、メイダン）に向けた追い切りを行った。福永（レースはC・デムーロ）が騎乗し、CWコースで併せ馬。道中はリズム良くアスクヴィヴァユー（3歳未勝利）を2馬身追走。ラストはいっぱいに追われ半馬身遅れてのフィニッシュも、力強い伸びを見せた。6F84秒7～1F11秒4。福永は「今日は馬場が走りにくいところがあった。まだ本調子とは、という動きだったが順調に追い切りを消化できています。これから本番に向けてピッチを上げていければいいですね」と話した。

　【ドバイ国際競走選出】
　2日にドバイ国際競走（3月26日、メイダン）選出が分かった日本馬は以下の通り。
　▽ドバイターフ　ヴァンドギャルド（牡6＝藤原）＝受諾。ホウオウアマゾン（牡4＝矢作）＝辞退

　▽UAEダービー　レイワホマレ（牡3＝高柳大）

　▽ゴドルフィンマイル　フルフラット（牡5＝森）＝受諾。ソリストサンダー（牡7＝高柳大）

　なおドバイゴールドカップ選出のステイフーリッシュ（牡7＝矢作）、ドバイゴールデンシャヒーン選出のレッドルゼル（牡6＝安田隆）、ゴドルフィンマイル選出のバスラットレオン（牡4＝矢作）は招待を受諾。ドバイターフ選出のダノンザキッド（牡4＝安田隆）は辞退した。

【ドバイ到着＆帰国】
　JRAは2日、サウジカップデーに出走したオーソリティ（牡5＝木村）、コパノキッキング（セン7＝村山）、チェーンオブラブ（牝5＝小笠）、ラウダシオン（牡5＝斉藤崇）、エントシャイデン（牡7＝矢作）、セキフウ（牡3＝武幸）、ステイフーリッシュ（牡7＝矢作）の7頭が2月28日にドバイに到着したと発表。

　また、コンシリエーレ（牡3＝稲垣）、ソングライン（牝4＝林）、ダンシングプリンス（牡6＝宮田）、テーオーケインズ（牡5＝高柳大）、マルシュロレーヌ（牝6＝矢作）の5頭は2日に帰国し、輸入検疫のため兵庫県の三木ホースランドパークへ入厩した。