【中山記念】8歳ウインイクシード中山合う

[ 2022年2月23日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=22日】日本勢も含めてベテランの活躍が目立った北京五輪が終幕した。中山記念に目を移せば、昨年(3着)も出走した8歳ウインイクシードが再び登場。道中2番手から4コーナー早め先頭で粘りに粘った姿は、小田の脳裏に焼き付いている。鈴木伸師は「前走の中山金杯(6着)は外枠で内に入れなかったのが響いた。中山記念は昨年いいレースをしてくれたからね。競馬に難しいところがない分、中山や函館のような器用さを問われるコースは合う」と胸を躍らせる。

 中山芝は2年前の中山金杯(2着)を含め【2・4・3・5】。悲願の初タイトルを懸けるには最良の競馬場だろう。指揮官は「5~6歳の頃、休む期間もあったので馬は元気。内枠でも引いて、ロスのない競馬ができれば。何とか一つ重賞を…。年齢的にも最後のチャンスかも」と思いを込めた。中山記念といえば、07年優勝馬ローエングリン、09年優勝馬カンパニー(ともに8歳)など高齢馬が活躍してきた重賞。同世代!?のよしみで、小田は応援せずにはいられなかった。

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2022年2月23日のニュース