メディーナスピリット 昨年のケンタッキーダービー1位入線も失格、禁止薬物陽性

[ 2022年2月23日 05:30 ]

ケンタッキーダービーで1位入線したメディーナスピリット(AP)
Photo By AP

 昨年5月1日のケンタッキーダービーで1位入線を果たしたメディーナスピリット(牡)が21日、失格となった。ケンタッキー州競馬委員会が決定。ブラッドホースやESPNなど米国メディアが一斉に報じた。

 ケンタッキーダービー後に禁止薬物検査で陽性反応を示し、ステロイド抗炎症薬のベタメタゾンが検出され、後日、別のサンプルで改めて検査を受けた結果、再び陽性反応を示した。B・バファート師は皮膚炎の治療薬にベタメタゾンが含まれていたと主張。潔白を訴えていた。バファート師は90日間の資格停止と7500米ドル(約86万円)の罰金を科され、今後は法廷闘争になるとみられている。この失格で2位入線のマンダルーン(牡4=B・コックス)が1着に繰り上がった。メディーナスピリットは昨年12月6日の調教後、心臓発作で急死。11月6日のBCクラシック2着がラストランになった。

続きを表示

2022年2月23日のニュース