【フェブラリーS】ソダシ3着 ダート2戦目で“二刀流手応え”に陣営ホッ

[ 2022年2月21日 05:30 ]

<東京11R・フェブラリーS>3着でレースを終えたソダシ(撮影・郡司 修)
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 砂で汚れた白い馬体が誇らしい。吉田隼、須貝師、今浪厩務員。3着に奮闘したソダシの周りに笑顔が広がった。「半信半疑だったが、ダートで悪くない結果を出せてホッとした」と吉田隼。2度目の砂挑戦で確かな手応えをつかんだ。

 スタートを決めると外めの好位で折り合う。直線に入りカフェファラオにかわされた。それでもゴール前、迫るソリストサンダーは前に出させなかった。初ダートの前走・チャンピオンズCは12着だったが、2戦目で砂への適性を示した。鞍上は「枠が良くて助けられた。こういう水を含んだ馬場コンディションも良かった。ゲートをくぐるのも我慢してくれたし、キックバックも嫌がっていなかった」と良かった点を列挙。須貝師も「オーナーも“ダートでも大丈夫だね”と凄く喜んでくれた。ゲートに行くとそわそわしていたけど、全体的に落ち着いていましたね」と評価した。

 今後についてトレーナーは「馬の状態を見極めることになりますが」と前置きしつつ、芝に戻ってのヴィクトリアマイル(5月15日、東京)を示唆。ただ“二刀流”を証明した以上、選択肢は無限に広がる。芝かダートか、マイルか中距離か。その動向から目を離せない。

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