【中山記念】アドマイヤハダル　上昇曲線、強い4歳世代の新ヒーローへ

重賞初制覇を狙うアドマイヤハダル
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　今週から中山開催が開幕。本格的な春競馬のシーズンに突入する。開幕メインは今年で96回目となる伝統のG2「中山記念」。毎年、G1大阪杯やドバイ遠征を見据える実力馬が集結する重要なステップだ。

　注目はアドマイヤハダル。前走の白富士Sはリステッドとはいえ、勝ち馬ジャックドールを筆頭に重賞級の好メンバー。内を突いてしぶとく伸びた2着は価値が高い。若葉S勝ち、皐月賞4着は強い4歳世代にあって上位の実績。休養明けから5→2着と理想的な上昇曲線を描いて重賞初Vを狙う。同じく4歳ダノンザキッドは無敗でG1ホープフルSを制し、一度は世代トップに立った素質馬。昨秋はマイル路線で奮闘したが、中距離路線に戻り改めて真価を問う一戦に。70歳定年で今週がラストウイークとなる高橋祥師が送り込むカラテは久々の千八がポイント。有馬記念でも果敢に逃げたパンサラッサは、適舞台で反撃を狙う。