【共同通信杯】良血アサヒ　楽々3馬身先着！田辺「我が強い馬だけど、精神面もいい意味で成長」

併せて追い切るアサヒ＝右（撮影・西川祐介）
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　陽光差し込む晴天の美浦。タフで時計がかかるコンディションが続くWコースで輝く黒鹿毛が躍動した。おじにディープインパクトがいる良血アサヒ。田辺を背にイモータルスモーク（5歳オープン）を5馬身追走し、内から楽々と並びかけて3馬身先着した。5F69秒1～1F12秒1。金成師は「イメージ通りの調整ができた。休養前より一段成長している。プラス体重で出られそうなのもいい」と伝えた。

　田辺も「凄く雰囲気が良かった。馬体が良くなっているし、やんちゃで我が強い馬だけど、精神面もいい意味で成長している」と好感触だ。12日に38歳の誕生日を迎える田辺は先週の土日東京メイン連勝（早春S＝ハーツイストワール、東京新聞杯＝イルーシヴパンサー）と勢いに乗る。「今回も相手は強いが、早くから期待している馬なので」。素質馬がそろった昨秋の東スポ杯2歳Sは2着。3カ月の充電を経て、冬の府中の登竜門からクラシック戦線に名乗りを上げる。