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【東海S】スワーヴアラミス 豪快!強襲V!重賞3勝目、松田は26年目でG2初制覇

[ 2022年1月24日 05:30 ]

<中京11R・東海S>外から差し切ってレースを制したスワーヴアラミス(手前)。右は2着のオーヴェルニュ(撮影・井垣 忠夫)
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 目の覚める末脚を繰り出した。年明け初のダート重賞「第39回東海S」は23日、中京競馬場で行われ、7番人気スワーヴアラミス(牡7=須貝)が中団から差し切りV。20年マーチS、21年エルムSに続く重賞3勝目で松田大作(43)はG2初勝利となった。

 人馬一体の強襲劇だ。直線、スワーヴアラミスを鼓舞し続けた松田はゴール後に右手でこん身のガッツポーズ。デビュー26年目でG2初勝利となって「この馬と一緒に達成できてうれしい」と喜びをかみしめた。

 パートナーの持ち味をフルに引き出す好騎乗が光った。3枠5番から道中、中団の内ラチ沿いでじっくり脚を温存。3角手前で進路を外に切り替え、追い上げ態勢を整えた。直線半ばでは先に抜け出したオーヴェルニュ、サンライズホープの一騎打ちムード。そこから松田の左ステッキに応え、1完歩ごとに前との差を縮めていく。グイグイ脚を伸ばし、上がり3Fはメンバー最速タイの37秒2をマーク。押し切り狙いの1番人気オーヴェルニュを半馬身差で捉え、ゴールを駆け抜けた。鞍上は「もう少し前を取りたかったけど行けなかった。(以前は)砂をかぶると進んで行かなかったけど前走から平気になった。(レース運びの)幅が広がったし、凄く成長している」と7歳になった相棒の進化を口にした。

 前走・チャンピオンズC8着に敗れ、陣営は秘策を用意。前走で装着した深いブリンカーから浅めのブリンカーにチェンジした。これが適度な効果でズバリ。須貝師は「注意散漫な面があるので浅くした。直線はいい脚。この年になって、ようやくしっかりしてきた」。この馬自身の成長に加えて「(松田)大作がずっと乗ってくれているし、本当に価値ある1勝」と元ジョッキー目線で鞍上のファインプレーを称えた。

 須貝厩舎は前週の愛知杯(ルビーカサブランカ)に続く2週連続重賞V。指揮官は「スタッフがよく頑張ってくれているから」とねぎらった。優先出走権を手にしたフェブラリーS(2月20日、東京)については「距離的なこともあるからね。馬の様子を見てから」と話すにとどめたが、そこも選択肢のひとつになった。レースを重ね、深めた人馬の絆でモノにした勝利。飛躍を期して迎えた22年の初戦で最高のスタートを切った。

 ◆スワーヴアラミス 父ハーツクライ 母ベイトゥベイ(母の父スライゴベイ)15年3月26日生まれ 牡7歳 栗東・須貝厩舎所属 馬主・㈱NICKS 生産者・北海道白老町の白老ファーム 戦績30戦9勝 総獲得賞金2億7252万円 馬名の由来は冠名+物語の登場人物名

 【東海Sアラカルト】

 ☆松田 東海Sは6回目の騎乗で初勝利。JRA重賞は21年エルムS(スワーヴアラミス)以来、通算4勝目。

 ☆須貝師 東海Sは2頭目の出走で初勝利。JRA重賞は前週の愛知杯(ルビーカサブランカ)に続く今年2勝目で通算44勝目。

 ☆血統 ハーツクライ産駒は東海S4頭目の出走で初勝利。JRA重賞は昨年の朝日杯FS(ドウデュース)以来、通算72勝目。

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