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【阪神JF】サークルオブライフ 国枝師期待の大器、タフなマイル戦こなせる

[ 2021年12月11日 05:30 ]

国枝師期待の大器サークルオブライフ(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 トレセンの最前線で取材する記者が気になる穴馬に迫る秋の連載企画「G1リベンジャーズ」。土曜は結論の日。登場するのは特捜チケンこと鈴木智憲記者だ。本命は名伯楽・国枝栄師(66)が送り出すサークルオブライフ。前走アルテミスSで高配当を取り逃がした特捜チケンが、リベンジを狙っている。

 美浦トレセンで調教の合間にそばをすすっていると、あるベテラン騎手と国枝師の会話が耳に入ってきた。「先生、あの千代田の馬走るねえ」。その馬は阪神JF(日曜阪神11R)に出走する千代田牧場生産のサークルオブライフのこと。時期は9月末ごろ。2走前の未勝利戦を、出遅れて最後方から一気に捲って快勝した後のやりとりだ。

 ただこの会話を思い出したのはアルテミスSでサークルオブライフが、中団から最速3F33秒5の切れ味で鮮やかに差し切った瞬間。私の頭の中に、パッとその時の情景が浮かび上がった。7番人気で単勝2190円。3連単は16万4230円もついた。私の本命は別の馬。自分の記憶力の悪さと勝負運のなさを、つくづく思い知らされた一件だった。

 国枝厩舎といえばアパパネ、アーモンドアイなど、きら星のごとく強い牝馬を育ててきた名門。アカイトリノムスメ、サトノレイナスが主役となって3歳牝馬クラシック戦線を盛り上げた。今年も既に8頭の2歳馬(うち牝馬は5頭)が勝ち上がっている。その先陣を切ってのG1舞台。当然、師の期待は大きい。名伯楽に「本質的にはもう少し距離があった方がいいが、心身ともに余裕があるのは何より。懸念材料は少ない。先々まで奥がありそうな雰囲気。もちろんこの馬も来年のクラシックへ」と言わせるほどの大器だ。

 「いまさら遅い!」と言われれば何も反論できないが、ここで本命に推す。直線の長い阪神のタフなマイル戦なら、距離不足を補って余りある。ここをステップに来年のクラシック路線の真ん中を歩んでいく。(10)から。

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