【天皇賞・秋】(9)グランアレグリア どんな展開でも好位置で自在に動ける

[ 2021年10月29日 05:30 ]

グランアレグリア(撮影・郡司 修)
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 G1・5勝グランアレグリアは真ん中9番枠に。これに納得の表情を浮かべたのが津曲助手だ。「今回はどの馬が行ってもおかしくないですし、隊列もなかなか決まらなさそう。真ん中だったら他を見ながら行けると思います」。脚質に幅があり、鞍上は百戦錬磨のルメール。この枠からなら、どんな展開になっても冷静にベストポジションに収まりそうだ。

 木曜は坂路下のスペースでダクを踏んで調整。前日最終追いの疲れを取りつつ、金曜朝の坂路登坂に備えた。週末の東京競馬場付近は待望の好天予報。ルメールは「(春の大阪杯4着は)道悪が影響した面もあった。良馬場で冷静に走れたら2000メートルもいけると思う。それだけ能力が高い」と話しており、今回はベストパフォーマンスを期待できそうだ。勝てば藤沢和厩舎6頭目の天皇賞・秋制覇。偉業達成の条件は整った。

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2021年10月29日のニュース