鮫島駿G1獲りへチャンス到来

[ 2021年10月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=6日】週明け月曜の交流G1マイルCS南部杯。有力候補に挙げられるエアスピネルの追い切りは坂路4F52秒1~1F12秒6で「きっちりと仕上がった」と目を細める笹田師。当地初見参とあって名物「盛岡冷麺」の店情報を仕入れるなど雑談に応じる余裕も菱田にはイイ感じに映る。

 南部杯の近年の傾向は高速決着で昨年Vのアルクトスは1分32秒7。芝の時計!?と勘違いしそうになるほどの速さだ。鞍上の鮫島駿は「望むところです。今年のフェブラリーS(2着)も速い時計に対応していますから」と歓迎の様子。今年、大きく飛躍した24歳の鮫島駿は待望のG1獲りを果たす絶好のチャンスだ。

 「土曜が新潟、日曜が東京で、そのまま盛岡へ」と遠征の3日間。東京の毎日王冠はサンレイポケットの騎乗で「淡々と流れての末脚勝負」とイメージを脳裏に描いている。サンレイポケットが勝てば馬主の永井啓弐氏にとっては、希代の快速馬サイレンススズカ(98年)以来の毎日王冠Vとなる。

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2021年10月7日のニュース