【船橋・習志野きらっとスプリント】コパノフィーリング重賞初V!3馬身差圧勝

[ 2021年7月22日 05:30 ]

習志野きらっとスプリントを圧勝したコパノフィーリング
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 地方競馬スーパースプリントシリーズファイナルの「スポニチ賞第11回習志野きらっとスプリント」(S1)が21日、船橋競馬場で行われ、2番人気のコパノフィーリングが逃げ切り優勝、重賞初制覇した。森は今年5つ目、新井清師は19年ハヤテスプリント(盛岡=ケンガイア)以来、4つ目の重賞タイトルを手にした。同馬には「第55回東京盃」(G2、10月6日、大井)への優先出走権が与えられた。

 スタート直後の激しい先行争いを内枠と二の足を利して制すると3コーナー手前では手応え良くハナへ。後続に2馬身リードを保ったまま直線を向くと、勢いそのままに3馬身差をつけて押し切った。

 ゴールの瞬間、右手でガッツポーズを見せた森。同じ馬主のラブミーチャンが3連覇した時の13年以来、8年ぶりにこのレースを制覇した。「逃げは想定していなかったが二の足は速かったので切り替えた。前走からの上積みも大きかった。勝ち時計も含めて素晴らしい内容」と満足げに振り返った。今後はオーナーと相談した結果「中央交流の東京盃」(新井清師)となりそうだが、南関東に新たに現れたスプリンターの活躍が楽しみだ。

 ◆コパノフィーリング 父ヘニーヒューズ 母マザイ(母の父ファスリエフ) 牝4歳 船橋・新井清重厩舎 馬主・小林祥晃氏 生産者・北海道新ひだか町の服部牧場 戦績11戦5勝(南関東2戦2勝) 総獲得賞金7551万円。

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2021年7月22日のニュース