【新馬戦総括】シゲルイワイザケ 楽々と押し切り大物感たっぷり

[ 2021年7月20日 05:30 ]

 将来性込みでシゲルイワイザケをA評価とした。ポンと好スタートを切ったが、福永が手綱を抑えて番手からの競馬。直線入り口で先頭に立って楽々と押し切った。ただ勝つだけではなく、レースを教えながらの快勝。鞍上は「まだ頼りないけど、いい馬です」と成長途上であることを強調した。2年連続でクラシックホースを出しているエピファネイアの産駒だけに大物感漂う初陣だった。

 函館で逃げ切ったリューベックはディアドラの全弟。勝ちタイムは平凡も、欧州G1馬の姉同様に洋芝適性は高そうだ。次走予定の札幌2歳Sでも有力馬の一頭となるだろう。福島のハービンジャー産駒ミッキーブンブンは向正面から捲る新馬離れした勝ち方が鮮烈。長い距離での小回り戦で真価を発揮するタイプだ。ダートでは他馬を圧倒するスピードを見せたダンスウィズジョイも楽しみな存在になる。

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2021年7月20日のニュース