【英オークス】ディープ産駒衝撃16馬身差V!3歳牝馬スノーフォール

[ 2021年6月6日 05:30 ]

16馬身差の圧勝で英オークスを制したスノーフォール(AP)
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 衝撃的な勝ちっぷり!4日、英国のエプソム競馬場で行われた英オークス(芝2410メートル)でランフランコ・デットーリ(50)騎乗のディープインパクト産駒スノーフォール(牝3=A・オブライエン)が圧勝した。

 道中、中団で脚をため、楽な手応えで直線へ。ラスト1Fで抜け出すと、そこから後続を引き離す一方。今年で243回を数える英オークスでのレース史上最大着差となる16馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。

 騎乗した世界的名手・デットーリは英国ジョッキークラブの公式サイトで「これまでたくさんクラシックを勝たせてもらったけど、こんなに簡単に勝てたことはない」と、その強さを絶賛した。スノーフォールはアイルランドのクールモアスタッドが母ベストインザワールドを日本に送り、ディープインパクトを交配し誕生した。母の全姉ファウンドは15年BCターフ、16年凱旋門賞などG1を3勝している。

 世界的に評価が高まるディープインパクト産駒の欧州クラシック制覇は12年仏1000ギニーのビューティーパーラー、17年英2000ギニーのサクソンウォリアー、仏ダービーのスタディオブマン、20年仏オークスのファンシーブルーに続いて5頭目となった。

 この16馬身差の衝撃的な勝利を受けてウィリアムヒル、BET365といった大手ブックメーカーはスノーフォールを凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン芝2400メートル)の1番人気に設定した。

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