【船橋・かしわ記念】5日発走 必勝ポイント・過去10年データ編

[ 2021年5月2日 05:30 ]

昨年は6番人気のワイドファラオが制覇(千葉県競馬組合提供)
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 船橋競馬のゴールデンウイーク開催があす3日、開幕する。3~5日は昼間開催、6日と7日はハートビートナイターで実施。5日には春のダートマイル王を決する交流G1「第33回かしわ記念」(4歳以上、1着賞金7000万円)が行われる。2着以内に入った地方馬には6月の帝王賞(G1、大井2000メートル)への優先出走権を付与。過去10年のデータから傾向を探ってみた。

 ◇上位人気馬◇
 1番人気馬 【0 3 4 3】2番人気馬 【6 0 1 3】3番人気馬 【2 1 2 5】ほかに4、6番人気が各1勝。平均配当は単勝700円、馬単5170円。3連単平均は2万640円で万馬券が4回出ている。

 ◇所属◇
 JRA所属馬【9 8 9 28】船橋 所属馬【1 1 0 17】大井 所属馬【0 1 1 9】川崎 所属馬【0 0 0 2】浦和 所属馬【0 0 0 3】他地区所属馬【0 0 0 18】地方勢の馬券圏内4回は3頭によるもの。船橋フリオーソ(11年1着、12年2着)、大井ハッピースプリント(15年3着)は交流G1勝ちの実績があった。大井ソルテ(16年2着)は南関重賞V6を含む7連勝で参戦した。

 ◇馬齢◇
 4歳馬 【3 0 1 7】5歳馬 【1 3 2 11】6歳馬 【2 2 4 18】7歳馬 【3 2 1 17】8歳以上馬 【1 3 2 24】7歳で勝った3頭の共通点は、前年にこのレースで馬券圏内に入っていた。

 ◇前走◇
 連対馬20頭中、フェブラリーS組が13連対と最上位。フェブラリーS1着馬は1勝2着1回、2着馬は3勝2着2回、3着馬は2着1回。馬券圏外だった馬が5勝。フェブラリーSで敗れた馬の巻き返しが目立つ。マーチS組が3連対と続く。

 ◇リピーターに注目◇
 コパノリッキーが3勝(14、16、17年)。ゴールドドリームは連覇(18、19年)、ほかにもフリオーソ(11年1着、12年2着)、エスポワールシチー(11年3着、12年1着、13年2着)、ワンダーアキュート(14年3着、15年1着)と過去にこのレースで好走した馬が活躍している(エスポワールシチーは09、10年にも1着)。(データ班・田中辰幸)

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