【佐賀 ル・プランタン賞】4日発走 トゥルスウィー名牝への登竜門だ

[ 2021年4月3日 05:30 ]

ベスト距離で本領発揮といきたいトゥルスウィー
Photo By 提供写真

 佐賀競馬の「サガテレビ杯第20回ル・プランタン賞」(3歳牝馬限定・地方全国交流・距離1800メートル)が4日、第5R(17時10分発走)でゲートイン。

 地方馬の名牝への登竜門にあたる佐賀新年度一発目の重賞で近3年は佐賀勢が他地区所属馬をおさえてVを飾っている。今年の佐賀勢も将来性豊かな乙女たちがそろった。

 中心となるのは昨年12月北海道から佐賀に移籍してきたトゥルスウィー。転入初戦から連勝すると、年が明けた今年初戦1月の3歳牝馬重賞「花吹雪賞」(1800メートル)できっちりと1番人気に応えた。そして2月の「如月賞」(1800メートル)もしまいきっちり抜け出し佐賀で土つかずの4連勝を飾った。

 前走3月重賞「飛燕賞」(1400メートル)は3着だったが距離が短かった印象。今回はベストの距離に戻り本領発揮といきたい。トゥルスウィーのライバルにあたる存在はシュリーデービー。昨年10月の2歳重賞「九州ジュニアチャンピオン」(1400メートル)では牡馬を蹴散らしてV。今年も前走「飛燕賞」で2着とトゥルスウィーに先着。安定感は揺るがない。

 前記両者を脅かすのは高知から参戦のサンシェリダン。今年JRAから高知に転籍し高知負けなし5連勝中と勢いはピカピカだ。

 昨年11月2歳重賞「カペラ賞」(1800メートル)Vのプリマステラ、今年金沢から佐賀に転入してきたネイバーアイランドも距離適正十分で展開が向けば怖い。

続きを表示

2021年4月3日のニュース