【新馬戦総括】フィエールマン全妹エクランドール オークス間に合えば面白い存在に

[ 2021年2月2日 05:30 ]

<東京6R新馬戦>レースを制したエクランドール(右)(撮影・郡司 修)
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 東京芝1800メートルを上がり3F33秒1で差し切ったエクランドールは、G1・3勝を挙げたフィエールマンの全妹だ。性別が変わったので小ぶりに出たが、顔や体つき、フットワークは似ている。使い込めるタイプではなさそうだが、オークスに間に合えば面白い。

 東京ダート1400メートルを快勝したトゥーパンクスも血統に要注目だ。いとこで16年オークスを制したシンハライトなど、牝系にはズラリと活躍馬が並ぶ。こんな血統馬が19年サマーセールで680万円(税抜き)だから、お買い得だった。これが産駒のJRA初出走だった父のガーズウッドは、98年にシーキングザパールが制した仏G1モーリスドゲスト賞(芝1300メートル)の勝ち馬で、日本と相性のいいマキャヴェリアンやピヴォタルの血を持つ。ガーズウッドは父系と母系のどちらを見ても、芝で良さそうなイメージだ。

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2021年2月2日のニュース