【シルクロードS】レアな兄弟タッグで重賞挑戦

[ 2021年1月29日 05:30 ]

DPコースでキレのある動きを見せたザイツィンガー
Photo By 提供写真

 【東西ドキュメント・栗東=28日】競馬サークルの関係者が血縁関係であることは珍しくない。父が調教師で息子が騎手、きょうだいがそろって騎手だったり。だが、騎手と騎乗馬を担当する調教助手が、きょうだいなのはレアケースだろう。シルクロードSに出走するザイツィンガーは「和田裕一助手&竜二騎手」の“兄弟タッグ”で重賞に挑戦する。

 この日の最終追いは弟を背にポリトラックへ。軽快に駆け抜け、6F81秒9~1F11秒7をマークした。初コンビの鞍上は「シャンシャン動いていたね」と好感触。同馬を担当する兄とのタッグには「いつ以来やろ?もう2人ともオッサンやからな」と笑った。

 気になった寺下は兄のいる牧田厩舎へ。裕一助手はG1・3勝デュランダルを担当した腕利きだ。「きょうだいでのV?マヤノジャッカルで勝った(99年8月=500万)のは記憶にあるけど。勝てたらうれしいね」と力を込めた。週末は“和田ブラザーズ”の重賞挑戦に注目しよう。

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2021年1月29日のニュース