【児島・ファン感謝3Days】片岡、逃げて完勝 21年福男だ!「100点満点」

[ 2021年1月12日 05:30 ]

バトルトーナメントを制した片岡雅裕
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 11日、ボートレース児島「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」ファイナルが12Rで争われ、1号艇の片岡雅裕(34=香川)がトップスタートから逃げてV。2着に地元の渡辺和将、3着は進入で積極的な動きを見せた田村隆信が入った。

 完勝だ。20年6回の優勝を積み重ねた片岡が、21年の年頭に豪華メンバーのバトルトーナメントを見事に制した。「ラッキーな3日間でしたね」と表情が緩む。抽選で1、2、1号艇という引きの強さ。新エンジン、新プロペラで手探りのシリーズだったが、早々と好仕上がりに持ち込んだ。

 「初日から自分好みのターン回り。その初日にインで2着に負けたので、優勝戦はそうならないように、と。しっかり回れました」

 コンマ12のトップSから1Mも隙のない旋回。3日間短期決戦を振り返って「100点満点です」と納得のシリーズだった。

 「去年6回優勝したけど、G1やSGではエンジン出しで物足りなさを感じました。もっと早い段階で仕上げて、ターンも上で通用するようにしていきたい」

 そう今年の抱負を語るとともに、おちゃめな一面も披露。片岡の着けるマスクは左頬に同支部先輩・森高一真が描かれたオリジナルデザイン。「勝手に作っちゃいました。森高さんは二度見して“オレやないか”って」とニッコリ笑った。

 ◆片岡 雅裕(かたおか・まさひろ)1986年(昭61)2月11日生まれ、高知県出身の34歳。元陸上自衛隊。101期生として、07年11月まるがめで初出走。10年3月まるがめで初優勝。通算105優出23V。17年びわこ周年でG1初優勝。13年津チャレンジCでSG初出場。18年芦屋チャレンジCでSG初優出(4着)。1メートル55、52キロ。血液型AB。

 【次走】片岡雅裕、柳沢一、田村隆信は16日からの江戸川G1江戸川大賞に出場し、瓜生正義、井口佳典、平本真之、西山貴浩、宮之原輝紀らと激突する。一柳和孝は18日からの住之江一般戦で守田俊介、秦英悟、新田泰章らと対決。渡辺和将は16日からのまるがめ一般戦で山口剛、岡崎恭裕、大山千広らと対戦。中田元泰は15日からのからつ一般戦で今垣光太郎、森高一真、榎幸司らと覇を競う。

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