【有馬記念】(10)カレンブーケドール 善戦ウーマン脱出へ“有馬男”池添に託す!

[ 2020年12月27日 05:30 ]

<有馬記念>善戦ウーマン脱出に燃えるカレンブーケドール(撮影・郡司 修)
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 温度計が氷点下2度を示した午前7時。カレンブーケドールが南の角馬場に姿を現した。体を温めた後、Aコースを軽めのキャンターで1周。さらに坂路へ移動し4F68秒2~1F15秒4で上って臨戦態勢を整えた。国枝師は「順調だよ。予定通り。ジャパンCと比べても変わりない」と話した。

 これまでG1・2着3回の善戦ウーマン。“世紀の一戦”と言われた前走・ジャパンCでは、上位を占めた3頭の3冠馬に次ぐ4着。コントレイル、デアリングタクトの3歳牡牝3冠馬とは、タイム差なしの大接戦だった。陣営は悲願達成に向け、有馬4勝のグランプリ男・池添を起用。師は「どういうレースをするかは池添にお任せ。アーモンドアイで一年いい競馬をしたけど、別の馬で来年に向けていい結果が出せれば」と、ポスト・アーモンドアイとしての期待をしている。

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2020年12月27日のニュース