畑端省吾、念願かない涙「夢の中にいるような気持ち」

[ 2020年12月11日 05:30 ]

新規調教師免許試験合格者7人発表

新規調教師試験合格者の記者会見で感極まって涙を見せる畑端省吾
Photo By スポニチ

 畑端省吾(38)は4回目の受験でトレーナーの夢をかなえた。合格記者会見では「夢の中にいるような気持ち。小林さんとは何年も頑張ってきて、一緒に受かったのがうれしい」と涙ぐみながら喜びを口にした=写真。ジョッキーからの転向。「馬の成長を見るのが好きで、調教師なら子馬の時から引退するまで成長過程を見られるのが魅力。スタッフとも良好な関係を築いて、温かい厩舎にしたい」と意気込みを語った。

 ◆畑端 省吾(はたばた・しょうご)1982年(昭57)3月30日生まれ、北海道出身の38歳。00年坂口正則厩舎から騎手デビュー、07年からは所属フリーに。JRA通算1584戦49勝(10日現在)。須貝、吉田厩舎などの調教も手伝っている。1メートル52、45キロ。


 ▼中村直也助手 やっとスタートラインに立てました。小崎先生のやり方を踏襲しながら、自分なりの厩舎をつくっていきたい。

 ◆中村 直也(なかむら・なおや)1978年(昭53)8月20日生まれ、大阪府出身の42歳。04年栗東・湯浅三郎厩舎の厩務員となり、07年から小崎厩舎の調教助手。思い出の馬はエイシンロンバード(07年武蔵野S勝ち)。「ゲートを苦労したが、重賞を勝ってくれた」

 ▼小林真也助手 長かったので(12回目の受験)ホッとしました。平田厩舎のいいところでもあるチームワークのいい厩舎を目指したい。

 ◆小林 真也(こばやし・しんや)1981年(昭56)2月17日生まれ、富山県出身の39歳。05年から栗東・大橋厩舎で調教助手、翌年からは平田厩舎へ。印象に残っている馬はカレンブラックヒル。「いろいろ経験させてもらいました」。

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月11日のニュース